
核家族化の進行とともに、【母親になれない母親】が増えています。背景には、大家族の中で親から子供・子供から孫へ受け継がれてきた育児の見えないノウハウの伝承が途絶えていることがあります。 それにともない、幼児虐待の発生件数も増えています。また保育所では低年齢児が増加傾向にあるので、疾病、異常等に関する初期対応など求められます。 主治医や嘱託医との連携を重視し、乳幼児突然死症候群やアトピー性皮膚炎等についても一定の知識を有していることが、保育現場から強く求められるようになりました。 こうした家族支援を含めた保育所の子育て支援をめざすならば、当然保育士は、子どもたちの健康管理を家庭や地域の保健担当者とともに分担す為必要性が強くなっており、小児保健の教科としての重要性は年々増している。
両親共働き世帯の増加・ファーストフード全盛期となり、幼児の栄養摂取の環境は年々悪化している。アトピー性皮膚炎については、両親世代の食生活の乱れに起因するという説もあるくらいである。 他方、日本国では世界のGDP第2位の地位を占めるくらいの急速な経済的な発展のおかげで、職環境・医療環境も充実し、基礎疾患でもない限り、子どもの栄養失調はなくなった。しかし他方、世界的にはすべての子どものうち半数は飢え、あるいは栄養失調に悩んでおり、国際的には感染症と低栄養が最大の課題である。 また近年、中国やインドなどの急速な経済成長に伴い、食糧不足および食料価格の上昇はこうした事態をより一層深刻化させている。 子どもの栄養上の現在の問題は、乳幼児期からのバランスのとれた食習慣と運動の励行を適しての生活習慣病予防が最重要ファクターであり、今後少子化に伴う移民の増大などが考えられる日本において、こうした海外の栄養環境などについての一定の知識が求められる出題も大いに予想されるところだ。
小児の健康(体の問題だけでなく、心の問題もしっかりと理解すること)の定義とその健康に影響を及ぼす要因を学び、、小児の健康の保持増進を図り、クオリティーオブライフを充実される方法を学ぶ。 暗記すべきことも多いが、小児栄養の分野、および発達心理学の分野と平行して取り組むことにより、効率的な学習を心がけていきたい。